「様々なことを天秤にかけて悩んできました」秋田DF蜂須賀孝治が今季限りで現役引退
ブラウブリッツ秋田は5日、DF蜂須賀孝治(34)が今季をもって現役を引退することを発表した。
蜂須賀は仙台大時代の2012年に特別指定選手としてベガルタ仙台でプレーし、翌2013年に正式加入。2023年まで在籍し、今季から秋田に活躍の場を移した。ここまでJ2リーグ戦21試合、ルヴァンカップ3試合、天皇杯1試合に出場している。
クラブ公式サイトを通じて仙台や秋田への感謝を語った蜂須賀は、引退について「ブラウブリッツ秋田がもっともっと上のステージへ行くために、来シーズンもピッチの上で力になりたいという気持ちもあり、様々なことを天秤にかけて悩んできました」と心境を吐露。決断までの経緯も次のように説明した。
「今シーズンの自分は、チームの目標であったプレーオフに進出するために必要な活躍ができず、少しずつ自分が思い描くプレーの理想と現実に誤差を感じるようになってきました。そんな中で、たったの一年ではありましたが、秋田一体となって共にクラブの歴史に新しいページを刻んだサポーターやクラブに関わる全ての皆さま、少しの後悔もないほど力を絞り出してくれて成長させてくれた謙さんと心強いスタッフのみなさん、そして心から誇りに思える最高のチームメイト、このシーズンにこの輪の中でサッカー選手としてのキャリアを締めくくりたいと思いました」
秋田は現在J2リーグ戦で11位。最終節は10日にホームで行われる藤枝MYFC戦となる。
蜂須賀は「今シーズンのブラウブリッツ秋田にふさわしい試合になるように、最後の最後まで成長を諦めず、ブラウブリッツ秋田のサッカーを体現できるよう仲間たちと共に走り抜きたいと思います」と表明し、「ぜひみなさんも最後まで共に戦ってください!」と呼びかけた。
以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文
●DF蜂須賀孝治
(はちすか・こうじ)
■生年月日
1990年7月20日(34歳)
■出身地
栃木県
■経歴
ホーリーホックSSとちぎ-ヴェルディSS小山-桐生第一高-仙台大-仙台-秋田
■出場歴
J1リーグ:194試合7得点
J2リーグ:55試合
カップ戦:36試合3得点
天皇杯:14試合
■コメント
「ブラウブリッツ秋田のファン・サポーターの皆様、そして今まで蜂須賀孝治を応援してくださった皆様へ。
この度、今シーズン限りでプロサッカー選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。
思い返せば怪我も多く、なにも大きなものは残せなかったプロキャリアでしたが、努力の先には必ず成長が待っていることを実感しながら過ごすことができた日々が今の自分を作り上げてくれたと思っています。
何度怪我をしても、また成長した姿でユアスタのピッチに立つ!と何度も僕の顔を上げてくれたベガルタ仙台サポーターの皆さん。
どんなに苦しい時間も皆さんと共に戦えたからこんなにも長い時間サッカー選手を続けられたと思っています。
皆さんと戦った日々は人生の宝物です。
僕をサッカー選手にしてくれたベガルタ仙台、そしてプロ一年目から見守ってくださったベガルタ仙台サポーターの皆さんにこの場を借りて心からの感謝を伝えたいです。
昨年、サッカー人生のすべてをかけてきた、ベガルタ仙台を契約満了になった時は、その先にこんなにも充実した幸せな一年が待っているなんて想像することもできませんでした。
そんな日々を与えてくれたブラウブリッツ秋田に心から感謝をしています。
ブラウブリッツ秋田がもっともっと上のステージへ行くために、来シーズンもピッチの上で力になりたいという気持ちもあり、様々なことを天秤にかけて悩んできました。
今シーズンの自分は、チームの目標であったプレーオフに進出するために必要な活躍ができず、少しずつ自分が思い描くプレーの理想と現実に誤差を感じるようになってきました。そんな中で、たったの一年ではありましたが、秋田一体となって共にクラブの歴史に新しいページを刻んだサポーターやクラブに関わる全ての皆さま、少しの後悔もないほど力を絞り出してくれて成長させてくれた謙さんと心強いスタッフのみなさん、そして心から誇りに思える最高のチームメイト、このシーズンにこの輪の中でサッカー選手としてのキャリアを締めくくりたいと思いました。
11月10日ソユースタジアムでの2024シーズンの最終節。
今シーズンのブラウブリッツ秋田にふさわしい試合になるように、最後の最後まで成長を諦めず、ブラウブリッツ秋田のサッカーを体現できるよう仲間たちと共に走り抜きたいと思います。
ぜひみなさんも最後まで共に戦ってください!」
蜂須賀は仙台大時代の2012年に特別指定選手としてベガルタ仙台でプレーし、翌2013年に正式加入。2023年まで在籍し、今季から秋田に活躍の場を移した。ここまでJ2リーグ戦21試合、ルヴァンカップ3試合、天皇杯1試合に出場している。
クラブ公式サイトを通じて仙台や秋田への感謝を語った蜂須賀は、引退について「ブラウブリッツ秋田がもっともっと上のステージへ行くために、来シーズンもピッチの上で力になりたいという気持ちもあり、様々なことを天秤にかけて悩んできました」と心境を吐露。決断までの経緯も次のように説明した。
秋田は現在J2リーグ戦で11位。最終節は10日にホームで行われる藤枝MYFC戦となる。
蜂須賀は「今シーズンのブラウブリッツ秋田にふさわしい試合になるように、最後の最後まで成長を諦めず、ブラウブリッツ秋田のサッカーを体現できるよう仲間たちと共に走り抜きたいと思います」と表明し、「ぜひみなさんも最後まで共に戦ってください!」と呼びかけた。
以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文
●DF蜂須賀孝治
(はちすか・こうじ)
■生年月日
1990年7月20日(34歳)
■出身地
栃木県
■経歴
ホーリーホックSSとちぎ-ヴェルディSS小山-桐生第一高-仙台大-仙台-秋田
■出場歴
J1リーグ:194試合7得点
J2リーグ:55試合
カップ戦:36試合3得点
天皇杯:14試合
■コメント
「ブラウブリッツ秋田のファン・サポーターの皆様、そして今まで蜂須賀孝治を応援してくださった皆様へ。
この度、今シーズン限りでプロサッカー選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。
思い返せば怪我も多く、なにも大きなものは残せなかったプロキャリアでしたが、努力の先には必ず成長が待っていることを実感しながら過ごすことができた日々が今の自分を作り上げてくれたと思っています。
何度怪我をしても、また成長した姿でユアスタのピッチに立つ!と何度も僕の顔を上げてくれたベガルタ仙台サポーターの皆さん。
どんなに苦しい時間も皆さんと共に戦えたからこんなにも長い時間サッカー選手を続けられたと思っています。
皆さんと戦った日々は人生の宝物です。
僕をサッカー選手にしてくれたベガルタ仙台、そしてプロ一年目から見守ってくださったベガルタ仙台サポーターの皆さんにこの場を借りて心からの感謝を伝えたいです。
昨年、サッカー人生のすべてをかけてきた、ベガルタ仙台を契約満了になった時は、その先にこんなにも充実した幸せな一年が待っているなんて想像することもできませんでした。
そんな日々を与えてくれたブラウブリッツ秋田に心から感謝をしています。
ブラウブリッツ秋田がもっともっと上のステージへ行くために、来シーズンもピッチの上で力になりたいという気持ちもあり、様々なことを天秤にかけて悩んできました。
今シーズンの自分は、チームの目標であったプレーオフに進出するために必要な活躍ができず、少しずつ自分が思い描くプレーの理想と現実に誤差を感じるようになってきました。そんな中で、たったの一年ではありましたが、秋田一体となって共にクラブの歴史に新しいページを刻んだサポーターやクラブに関わる全ての皆さま、少しの後悔もないほど力を絞り出してくれて成長させてくれた謙さんと心強いスタッフのみなさん、そして心から誇りに思える最高のチームメイト、このシーズンにこの輪の中でサッカー選手としてのキャリアを締めくくりたいと思いました。
11月10日ソユースタジアムでの2024シーズンの最終節。
今シーズンのブラウブリッツ秋田にふさわしい試合になるように、最後の最後まで成長を諦めず、ブラウブリッツ秋田のサッカーを体現できるよう仲間たちと共に走り抜きたいと思います。
ぜひみなさんも最後まで共に戦ってください!」