ド軍も絡むFA目玉ソトの“適正価格”は1051億円!? 米元GMが驚異の契約を予測「とんでもない規模の後払いが必要」
26歳という若さも相まってFA市場での価格高騰が指摘されるソト。(C)Getty Images
米球界のFA市場に関する話題が白熱している。
現地時間10月30日のワールドシリーズ終了とともに、メジャーリーグは24年シーズンが完全に終幕。今オフの移籍市場における人気銘柄に関する話題が噴出し、ありとあらゆる情報が錯綜した。
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そうした中で小さくないトピックとなったのが、ヤンキースからFAとなるフアン・ソトの動静だ。当人がワールドシリーズ第5戦後の囲み取材の場で「どのチームに対してもオープンだよ。ドアは閉ざさない」と語ったように、すでに複数球団による争奪戦が水面下で繰り広げられている。
米紙『New York Post』はワールドシリーズ終了時から11球団がソト陣営に接触を図ったと報道。熾烈を極める「獲得レースの大本命」としてドジャース、ヤンキース、そしてメッツの資金力に秀でた3球団の名をリストアップした。
また、ニュージャージーに拠点を置く日刊紙『NJ.com』は「どんなチームにもチャンスは平等にある。どれだけ僕を欲しがっているかを見る」というソトのコメントを紹介。その上で元メッツのGMであるザック・スコット氏によるソトの契約に対する見解を伝えている。
「私は『適正価格』として7億100万ドル(約1051億円)だと話したことがある。これを実現するためには大方の予想にもあるが、とんでもない規模の後払いが必要になると思う。そうなると支払える球団は限られる。おそらくヤンキースとメッツ、そしてジャイアンツだろう」
いわゆる“金満”とされるニューヨークのビッグチームを筆頭候補としたスコット氏。球界屈指の資金力を誇るドジャース入りについては「必ずしも適任とは考えてない」と強調。「彼らの現状と補強のコミットメントを考えれば、(ドジャースが獲得するようなら)私は驚くだろう」と論じた。
いったいどの球団が、どれだけの規模の契約を結ぶか――。その行方は今オフの移籍市場にも小さくない影響を及ぼすだけに目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]