リヴァプール、チケット不正転売に対する処分を発表…10万のアカウント停止、75名が永久追放に

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 リヴァプールは10月31日、チケット転売に対する処分を発表した。

 公式発表によると、クラブは10万近くの偽チケット販売アカウントを閉鎖したとのこと。無効化されたアカウントには調査後に削除されたものや不審なオンライン活動によってブロックされたもの、さらにはボットと識別されたものが含まれているという。現在も5670のアカウントがオンライン上で不審な動きをしているとして調査対象となっているようだ。

 また、クラブは昨シーズンだけで75人に永久追放処分、136人に無期限入場禁止処分を科したことを併せて発表。これらの処分の大半は、シーズンチケットや会員権、ホスピタリティチケット等を利用規約に反して無断で販売したことに対して科されたものだという。さらに昨シーズン中に合計1500枚のチケットがキャンセルされたことを明かし、同事案が大量キャンセルまたは既に制裁を受けたアカウント所有者によるものであるとの見解を示した。

 なお、クラブは今シーズンもオンライン保護や現場での活動を強化し、対策に充てるリソースのさらなる拡大を図っていると強調。オンライン上の非公式の販売者からチケットを購入しないよう注意喚起した上で、一般入場券を取り扱っている公式サイトや、非公式のチケット販売や不正チケットの報告窓口を提示している。