ソフトバンク・小久保監督 崖っ縁も淡々「やるだけ」2戦連続零敗に「お客さんに申し訳なかった」
◇SMBC日本シリーズ2024第5戦 ソフトバンク0ー7DeNA(2024年10月31日 みずほペイペイD)
ソフトバンクはDeNAに0−7で敗れ、本拠地で悪夢の3連敗。2勝3敗とDeNAに王手をかけられ、4年ぶりの奪還へ崖っ縁に立たされた。3回に3試合連続で先制点を献上すると、1点を追う4回に3番手・前田純投手(24)が牧に1号3ランを浴びた。
本拠地での同一カード3連敗は今季初。シーズン両リーグ最多607得点の攻撃力を誇るソフトバングが、防御率リーグ5位のDeNAに封じ込まれた。打線は第3戦の初回以降、好機を決めきれず沈黙し、屈辱の2試合連続零封負け。26イニング連続無得点となり、1958年巨人のシリーズワースト記録に並んだ。
小久保監督の主な一問一答は以下の通り。
――1点が遠い。
「3つ負けられる中で、3つ負けてしまったので。まあまあ、やるだけですよ」
――第3戦の初回以降、ホームが遠かった。
「今年1年、ずっとやっていた中で、このホームゲームであれだけ、お客さん入ってくれた中の最後の試合の3連戦で勝ちを見せることができなかったのが残念です。何回も言ってるように、敗戦を振り返ってもしょうがないので短期決戦は。3つ負けられるのが日本シリーズで、もう負けられなくなったっていうだけなんで。ただ、お客さんは点が入らないと盛り上がらないので、そこはちょっと申し訳なかったというところですね」
――継投は。
「予定通りだね。大関いっても3回、4回という予定だった」
――スタメンマスクを外れた甲斐は休養か。
「今日はビハインドだったら使わないと決めていました」
――DeNA打線に勢いがついた。
「打線はもともと良いですよ。第1戦も第2戦も追い上げられたり、切れ目のない良い打線なんで」
――笹川を1番起用。
「昨日の姿を見てですね。1番、速い球に可能性があるんじゃないかという判断ですね」