真美子さん 禁酒、こだわり勝負食…大谷翔平WS優勝支えた「結婚後の変化」

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「感謝しかないですね。僕は慣れてますけど、シーズンを戦う、160試合プラス(ポストシーズン)というのは。彼女はそうではないので……。長いシーズンを支えてもらったというのは感謝していますし、来年以降も頑張っていきたいなと思っています」

10月31日(日本時間)、ドジャースは敵地でおこなわれたヤンキースとのワールドシリーズ(以下、WS)第5戦に勝利。悲願の世界一を達成した大谷翔平選手(30)は試合後の会見で、妻・真美子さん(27)への感謝を示していた。

「レギュラーシーズン後のポストシーズンは特に集中力を要することもあり、大谷選手は試合終了から数十分後には帰路についていました。それだけ愛妻・真美子さんに早く会いたかったのでしょう」(スポーツ紙記者)

21日、ドジャースは優勝決定シリーズ第6戦でニューヨーク・メッツに10対5で勝利してリーグ優勝した際、真美子さんも本拠地ドジャー・スタジアムへ応援に訪れ、スイートルームで観戦していた。デニムシャツを着た真美子さんは優勝決定後、ユニホームを着た愛犬のデコピンを左腕で抱きかかえ、右手にグラスを持ち、関係者たちと祝杯をあげていたのだが……。前出のスポーツ紙記者は続ける。

「周囲の人々がシャンパンを飲むなかで、真美子さんが飲んでいたドリンクだけは茶色でした。彼女の前にあるテーブルに置かれていたのは、緑色のラベルが特徴的な『お〜いお茶』のペットボトルだったんです」

実業団時代の知人によれば「彼女はお酒が飲めないわけではない」と語るが、“禁酒”の理由について、在米ジャーナリストはこう証言する。

「最近、大谷選手は愛車の運転を真美子さんに任せているからなのです。車内では真美子さんとの会話と、大谷選手好みのプレイリストを聴きながらクールダウンしているはずです。メジャーリーグでは、奥さんが夫の送り迎えをすることは決して珍しくないのです」

これだけではない。実は真美子さんは、家庭でも世界一への準備を進めていた。それがお手製の勝負食だった。前出の実業団時代の知人は言う。

「今年の夏、実業団時代の友人たちが真美子さんに会いにLAに遊びに行った際、自宅でチリコンカンを振る舞われたそうです」

チリコンカンは、牛ひき肉と野菜を炒め、豆、トマト、スパイスなどと煮込んだ料理だ。アメリカでは地域のコミュニティのパーティやイベントでも提供される“国民食”だとか。

「特にチリコンカンは食材や味付けが多様なことから、夫人会でよく情報交換されていると聞きました。タンパク質が豊富で、かつ疲れがたまって食欲が減退しても、スパイスが食欲をかきたてるメジャーリーガーの必須メニューです」(前出・在米ジャーナリスト)

真美子さんのチリコンカンは、とろとろの卵と、お米が入っていたという。

見た目のイメージとしてはオムライスのようだったとか。通常のチリコンカンにはトマトが入っているのですが、大谷選手が苦手ということもあり、彼女のチリコンカンには入っていなかったようです。スポーツ栄養学を勉強して、試行錯誤しているといいます」(前出の知人)

真美子さんのサポートなくして、大谷の夢は叶えられなかったはずだ。