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 ◇ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6ー7ドジャース(2024年10月30日 ニューヨーク)

 ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠ヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ(WS)第5戦でドジャースに逆転負け。対戦成績1勝4敗となり、2009年以来の世界一を逃した。試合後、フアン・ソト外野手(26)が去就に言及した。

 「2番・右翼」で先発出場したソトは3四球に1安打と4度出塁もチームは勝利をつかめず、敗戦。試合後は最後までヘルメットを被ってバットを握ったままベンチに座り、歓喜に沸くドジャースナインを見つめ続けた。

 ソトは昨オフ、パドレスからトレードで移籍。ヤンキース1年目の今季は打率・288、41本塁打、109打点をマーク。主砲のジャッジとともに打線をけん引し、チームのア・リーグ東地区優勝に貢献した。

 今オフ、FAとなる予定で大谷翔平が昨年、ドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1040億円)の超大型契約を超えることができるのかにも注目が集まっている。また、ヤンキースだけでなくドジャースやメッツなど多くの球団が獲得に関心を寄せている。

 ソトは試合後、去就について尋ねられると「どの球団が僕を狙っているか分からない。僕はどのチームに対してもオープンだよ。ドアは閉ざさない。僕は30球団すべてに応じるつもりだ」とどの球団とも交渉に応じる姿勢を見せた。