DeNAのアンソニー・ケイ【写真:小林靖】

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DeNAケイが7回4安打無失点の快投…2勝2敗の五分に戻す

■DeNA 5ー0 ソフトバンク(30日・みずほPayPayドーム)

 DeNAのアンソニー・ケイ投手が30日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンクとの日本シリーズ第4戦に先発し、7回を4安打無失点の好投で勝利に導いた。強力打線を封じた助っ人左腕の快投にファンも驚嘆。「秘密兵器すぎんか?」「来年もいてくれ」と声をあげている。

 29歳左腕が、ソフトバンク打線に立ちはだかった。先頭から4連続三振を奪うなど、3回まで6奪三振でパーフェクト投球。4回以降は毎回1本ずつ安打されたが、得点を許さなかった。7回102球を投げ、4安打7奪三振1四球無失点。2勝2敗の五分に戻す立役者になった。

 メジャー通算44登板で4勝2敗、防御率5.59をマークした左腕は今季、DeNAに加入。24登板(24先発)で6勝9敗、防御率3.42の成績を残した。巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは第1戦に先発して6回1安打無失点で勝利投手に。第6戦でも先発し、4回途中2失点(自責1)でチームに勝利をもたらした。ポストシーズンでは3登板で2勝、防御率0.55の安定感を誇る。

 躍動する助っ人にファンも歓喜。SNSには「DeNAに来てくれてありがとう」「エグかったな」「素晴らしい投球」「ホークスの勢い止めた」「頼りになる」「完全にアジャストしてる」「来年も契約して……」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)