『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』第7弾放送決定(C)テレビ朝日

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 俳優の及川光博が、勝村政信が主演を務める『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』(11月30日 後9:00〜)に出演することが決定した。

【場面写真】イヤな医学生を演じる西畑大吾&その父・及川光博

 本作は、12月6日に公開される劇場版をもってシリーズ完結となることが発表されたテレビ朝日系ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』のスピンオフシリーズ。腹腔鏡の魔術師”と崇められるほど腕はいいが、群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む人間らしい外科医・加地秀樹が主人公となる。

 今回の物語は、加地が所属する東帝大学病院のお使いでシンガポールを訪れるも、ギャンブルで一世一代の大ばくちに出てしまい、鮮やかなまでにボロ負けするところから始まる。病院の資金すらも溶かしてしまい、借金地獄に突き落とされてしまう。そんな中、ある人物から多額の借金を肩代わりする条件として、「東村練を医者にしないでください」という真意不明の依頼を受ける。及川は、物語のカギを握る東村練(西畑大吾/なにわ男子)の父・楠田永吾を演じる。

■及川光博(楠田永吾・役)コメント
――『ドクターY』への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。
 「いよいよ来たか!」と思いました。『ドクターX』および『ドクターY』は大人気のロングセラー作品。出来上がった座組の中にススッと入っていくことができるのか…。少々の不安はありましたが、高校時代から憧れていた勝村先輩と映画『七つの会議』(2019年)以来の共演、しかも初めてガッツリとお芝居でご一緒できるせっかくのチャンスですし、ぜひ参加したいと思いました。

――実際、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
 想像した通り、出来上がっていました!久しぶりの『ドクターY』で、みんなが再会を喜んで盛り上がっている中、僕は“常連客の集まるスナックに訪れた一見さん”のような感じでしたね(笑)。でもそこで、プライベートで何度か一緒に飲ませていただいたこともある勝村先輩が、まろやかに受け止めてくださって…。勝村さんは優しいし、気配り上手。僕がポツンとしていると、ジョーク交じりにからかってきて、一人ぼっちにさせないんです。そんな勝村さんとお話ししながら、現場のムードをつかんでいきました。

――米倉涼子さんら『ドクターX』メンバーとの麻雀シーンもありましたが、いかがでしたか?
 光栄至極に存じました。まさか米倉さんと初共演にして、麻雀を打つことになるとは…! あの豪華レギュラーメンバーと麻雀を打てただけでも、このシリーズに参加した感がすごくて、楽しかったです。

――今回演じる楠田永吾の印象、演じる上で心がけたことを教えてください。
 印象としては“哀愁漂う男”。楠田はある悲しい出来事がきっかけで、エリート街道からドロップアウトしてしまった人物で、ズッシリと哀愁を背負った人生だなという印象ですね。ですから、演じる上でも哀愁を意識しています。ただ、そんな楠田と僕自身には本当に共通点がなくて…。扮装も通常営業のミッチーとはまったく異なり、もはやコスプレ(笑)。着慣れないファッション、普段は絶対履かないスニーカー、日焼けメイクをまとった自分を鏡で見るたび、「うわっ!」と驚いていました。

――楠田の息子・東村練を演じる西畑大吾さんの印象をお聞かせください。
 魅力的な人!目がすごく印象的な子だなと思いました。撮影初日はあいさつをして、すぐに撮影に入ったので、それほど多くは会話できなかったのですが、『進撃の巨人』について語り合いました。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
 台本を読んで「これは痛快エンターテインメントになるな」と確信しました。撮影をしていても、すごく楽しかったです。何はなくとも、勝村さんの泣けて笑える柔軟なお芝居がとても魅力的ですし、ラストシーンはきっと圧巻でしょうね!ぜひ注目していただきたいです。あとは…日焼けのミッチーですね(笑)。もしかしたら、こんな僕を見ることができるのはラストチャンスかもしれないと思っています。