多数派形成へ 特別国会での首相指名選挙めぐり与野党の動きが活発に
首相の指名選挙を行う特別国会を前に、多数派の形成に向けた動きが活発になっています。
与党の過半数割れで迎える特別国会。
自民党は30日午後、立憲民主党に対し、11月11日に召集する政府の方針を伝え、会期は4日間とすることを提案しました。
特別国会では、首相指名選挙が行われます。
こうした中、自民党は31日に、衆議院選挙で躍進した国民民主党と幹事長会談を行います。
国民民主党・玉木代表：
選挙で訴えた手取りを増やす経済政策、政策実現につながる協議になることを期待しています。
11月にまとめる経済対策について協議し、連携を模索します。
また、自民党は無所属で当選した6人に国会の会派に入るよう打診し、了承を得ました。
一方、立憲民主党の野田代表は、日本維新の会の馬場代表と会談しました。
立憲民主党・野田代表：
やっぱり政権を変えていく大きなチャンス。首相指名選挙では、わたくし野田とぜひお願いをしますと。
馬場氏は「具体的な改革案がなければ、くみすることない」として回答を控えました。
さらに、野田氏は共産党とも党首会談を行いました。
田村委員長は指名選挙での協力ついて、「決選投票では前向きに検討したい」と答えました。
