【中日】飯山裕志氏が野手総合コーチに就任 同郷の井上監督は「お兄ちゃんみたいな方。僕も殻を破ってみようと」
中日の野手総合コーチに就任した飯山祐志氏が30日、名古屋市内の球団事務所で、就任会見に臨んだ。鹿児島県出身で同郷の井上新監督から要請を受け、「(井上監督は)あいさつしたら、頭を握ってわしゃわしゃとしてくれるお兄ちゃんみたいな方。選手に(訓示で)『殻を破れ』と伝えていたが、僕も殻を破ってみようと思った」と決断の理由を明かした。
飯山氏は、れいめい高から97年のドラフト4位で日本ハムに入団。日本ハム一筋だった20年の現役生活では通算911試合に出場して、打率2割2厘、1本塁打、15盗塁。現役時代は、守備固めとしての出場が多かったが、内野の全ポジションを守ってきた高い守備力が光った。
中日のユニホームに袖を通すのは初めて。指揮官からは「(走攻守と)マルチに見てもらいたい」と、野手総合コーチを託された。「すばらしい選手がたくさんいる。各担当コーチとコミュニケーションをとって、いいチームをつくっていけたら」と意気込んだ。