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アメリカを象徴する伝説的シンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンの伝記映画『Deliver Me From Nowhere(原題)』からファーストルックが米公開となった。「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)の演技でエミー賞コメディドラマ部門主演男優賞を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが主演する。

本作は、2023年に出版されたウォーレン・ゼインズによる著書『Deliver Me From Nowhere: The Making of Bruce Springsteen’s Nebraska(原題)』を基に、スプリングスティーンが1982年にリリースしたアルバム『Nebraska(ネブラスカ)』の制作過程を追う。

1999年にロックの殿堂入りを果たしたスプリングスティーンは、米国で7,100万枚以上、世界中で1億4,000万枚以上のアルバムセールスを誇る米国ロック界の重鎮。労働者階級の生活や米国の社会問題をテーマにした気骨のある曲で、絶大な支持を得て国民的シンガーになった。代表曲には、「Born in the U.S.A.」や「Dancing int the Dark」、「Born to Run(明日なき暴走)」、「Thunder Road(涙のサンダー・ロード)」などがあり、国を挙げてのアンセムとなっている。

ホワイトは、ファミリーコメディドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」(2011-2020)で、11シーズンにわたりレギュラー出演して注目された俳優。「一流シェフのファミリーレストラン」ではトラウマを抱える主人公カーミーの葛藤を、演技に見えない情感あふれるリアルなパフォーマンスで魅せ、絶賛されている。フィルモグラフィには、『ニューヨーク ザ・ギャング・シティ』(2014)『フィンガーネイルズ』(2023)『アイアンクロー』(2023)などがある。

長年にわたってスプリングスティーンのマネージャーを務めるジョン・ランダゥ役を演じるのは、「メディア王 ~華麗なる一族~」(2018-2023)に主演し、『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024)などにも出演しているジェレミー・ストロング。

監督は、落ち目のカントリー歌手を描いた音楽映画『クレイジー・ハート』(2009)、『ブラック・スキャンダル』(2015)などでメガホンをとったスコット・クーパーが務める。

音楽映画に初主演するホワイトが、スプリングスティーンの粗くも深みのあるボーカルを、どのように体現してくれるのか期待がかかる。『Deliver Me From Nowhere(原題)』は2025年US公開。

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