ドジャース投手陣崩壊で初黒星 崖っぷちヤンキースが意地の1勝!大谷翔平は3試合ぶりのヒットも... WS制覇はおあずけ

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大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2024年10月29日(火)(日本時間30日)MLB ニューヨーク・ヤンキース 対 ロサンゼルス・ドジャース @ヤンキー・スタジアム>

MLBワールドシリーズ第4戦 ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースとの試合がヤンキー・スタジアムで行われ、本拠地のヤンキースが11-4で勝利。

大谷翔平(30)は「1番・DH」で先発出場を果たし、3試合13打席ぶり左肩の亜脱臼以来となる安打を放つも、3連敗で崖っぷちのヤンキース打線が爆発。

3連勝で王手をかけていたドジャースは4-12の大量失点でワールドシリーズ初黒星を喫し、ワールドシリーズ制覇は明日以降にお預けとなった。

1回、この日も先制したのはドジャースだった。

ベッツ(32)の2塁打からフリーマン(35)がヤンキース先発のギル(26)の投げたスライダーをライトへ弾き返してワールドシリーズ新記録となる出場6試合連続の本塁打を達成。頼れる男の一打でドジャースがいきなり2点をもぎ取った。

しかし、負けられないヤンキースは2回、バードゥーゴ(28)の内野ゴロで1点を返すと3回からマウンドに立ったハドソン(37)を攻め立て1死満塁のチャンスを作る。

7番のボルペ(23)がハドソンが投げた低めのスライダーを引っ張り、ヤンキースタジアムのレフトスタンドに飛び込む逆転のグランドスラム!

子どものころからヤンキースファンだった"デレク・ジーター の後継"が大一番で結果を出し、ヤンキースタジアムは熱狂の渦に包まれた。

これまでとは一転して、追う立場になったドジャースは5回、スミス(29)のソロ本塁打、フリーマンの内野ゴロの間にそれぞれ1点を返して1点差にまで迫る。

これまでとは一転して、追う立場になったドジャースは5回、スミス(29)のソロ本塁打、フリーマンの内野ゴロの間にそれぞれ1点を返して1点差にまで迫る。

しかし、6回にこれまで当たりが止まっていたヤンキースのウェルズ(25)に本塁打が飛び出して、ヤンキースが再び2点差に広げる。

さらにヤンキースは8回に下位打線が繋がり、1死一、二塁のチャンスを作ると、バードゥーゴのフィルダースチョイス、さらにトーレス(27)の3ラン本塁打。


グレイバー・トーレス PHOTO:Getty Images

そして、これまで当たりがなかったジャッジ(32)にもタイムリーが飛び出して一気に5点を追加。ドジャースを突き放していく。

なんとか一矢報いたいドジャースだったが...7回以降、ヤンキースの継投策に打線が沈黙。最後はメイザ(32)に抑えられて試合終了。

大谷も5回に3試合ぶり、左肩の亜脱臼以来初となる安打を放つなどの活躍を見せたが、メジャー屈指の名門チームの底力に屈する形となった。

3連勝で迎えたワールドシリーズ第4戦は投手陣崩壊で大敗、スイープでのワールドシリーズ制覇は叶わなかった。

明日の試合はエース・フラハティ(29)が先発予定。今度こそ世界一を決めることはできるだろうか。

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