【「LABOX」クラウドファンディング】
実施期間:11月14日~12月22日
発送予定日:2025年6月頃
価格: 27,583円~(組み立てキット同梱)

 イーケイジャパンは、格闘ゲーム向けの自作コントローラーキット「LABOX」のクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて11月14日に開始する。期間は12月22日までで、発送は2025年6月頃を予定。プロジェクトには3,000円より参加可能で、組み立てキット同梱のリターンは27,583円より。

 本プロジェクトを実施するイーケイジャパンは、電子工作キットのブランド「エレキット」として電子工作やロボット、真空管アンプなどの組み立てキットを開発および販売しているメーカー。今回は格闘ゲーム好き社員が企画と設計を担当する自作コントローラーキット「LABOX」のプロジェクトが実施される。

 「LABOX」は、理想のアーケードコントローラーを自分で制作できるキットとして販売が予定されており、初心者に優しい商品を目指しつつ、高いカスタマイズ性を誇るキットになっている。具体的にはボタンの変更・配置、ケーブルの変更、LEDによるライティングやレバーの追加、天板のデザイン変更、さらにはアナログスティックの追加も可能としている。

 一般の販売予定価格は32,450円を予定しているが、本プロジェクトでは15%オフで購入できるプランなどが用意。このほか、パーツが付属するプランや、組み立て代行オプションなどが存在する。プロジェクトの目標金額は300万円でAll-or-nothing方式となり、目標金額が集まらなかった場合には中止となる。

□「CAMPFIRE」の「LABOX」プロジェクトページ

「LABOX」製品概要

コンパクトながら、充実の容量設計

 三和電子のOBSF-24を加工せず搭載できる内寸を採用し、プレイを邪魔しない膝置き、机置き両方がしやすいサイズ感となる。

主な仕様

利便性を追求した天板

 計17個のボタンを搭載可能な24mm径のボタンホールが用いられており、さらにメニューなどに使用可能な6つのファンクションボタンの取り付けができる。最近需要高のOLEDディスプレイを搭載できるスペースがあるほか、全パーツを天板裏に集約し、組立やメンテナンスも容易になっている。

カスタマイズ性の高い天板

自由のためにデータを公開

 自由にカスタムできるよう天板と背面コネクタパネルのデータを公開予定。データは3Dの3Dプリンター向けと2DのCAD向けをそれぞれ公開される。

天板などのデータを公開

交換を可能とした天板システム

 特殊なネジなどを使用せず、マグネットで開閉できる機構を採用。好きな素材やボタン配置の天板を作り、容易に交換が可能なほか、穴開けの対応や高品質な天板を製作する天板製作サービスも実施される。

天板制作サービス協力:IKD-Factory、デジクラ太宰府

天板は交換可能

頭脳や心臓にあたる基板を選べるように

 2種類の基盤が用意される。
・Raspberry Pi Pico
 プレーヤーの間で評価の高い、オープンソースのファームウェアを使用できるRaspberry Pi Picoを限界まで活用できるよう、専用基板を開発。PCなどと接続して使用することができる。

・Brook Gen-5Xシリーズ
 プロを中心に評価の高い、Brook社のGen-5Xシリーズも搭載できる。付属天板には専用のボスがあるため、ネジ留めだけで取り付けが可能。

2種の基板に対応

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