カバー、上期経常を29%上方修正

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 カバー <5253> [東証G] が10月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の24億円→31億円(前年同期は23.1億円)に29.1%上方修正し、増益率が3.9%増→34.1%増に拡大する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の73億円(前期は56.2億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2024年9月20日に販売を開始したトレーディングカードゲーム『hololive OFFICIAL CARD GAME』をはじめとするマーチャンダイジングサービスの新規商品や、ライセンス/タイアップサービスにおける案件獲得の進捗が当社の予測を超えて好調であったことから、9月単月の結果が大幅に予算を上回る進捗となっております。また、これらの好調であったサービスセグメントは他のサービスと比べ相対的に利益率が高いサービス分野であることから、売上の好調に伴い、各利益水準も合わせて高まる状況となっております。一方で、下記「2.特別損失の計上」にて記載のとおり、第2四半期において諸外国間接税引当金を特別損失として計上する予定でございますが、上記を受けて中間純利益も増益となる見込みでございます。これらの状況を踏まえ、各種数値の精査を進めておりますが、現時点においても売上高は予算対比で2,074百万円増となる16,500百万円、営業利益は769百万円増となる3,170百万円、経常利益は699百万円増となる3,100百万円、中間純利益は235百万円増となる1,900百万円を見込んでおり、前回発表した予想を大幅に上回る見込みとなりましたので、このたび2025年3月期第2四半期(累計)業績予想を修正することといたしました。・特別損失の計上マーチャンダイジングサービスにおいて、米国における売上税をはじめとしてユーザーから徴収していなかった諸外国間接税を見積もり、当社の責任において申告・納税することを当第2四半期会計期間において決定いたしました。その結果、当該諸外国間接税の納付見積金額を諸外国間接税引当金繰入額として450百万円の特別損失を計上いたします。・今後の見通し2025 年3月期通期の業績予想につきましては、依然として成長を持続することを見込んでおりますが、イベントの開催状況等をはじめ不確定要素が多いことから、現時点では2024 年5月13日に公表した通期業績予想を据え置いております。ただし、今後も精査を進め、業績予想の修正が必要な場合には速やかに公表する予定でございます。※上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因により記載の予想数値と異なる可能性があります。