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 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は11月3日、第42話「川辺の誓い」が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。

 次回予告。「雲隠」とだけ書かれた紙に、藤原賢子(南沙良)の台詞「母上は、もう書かないのですか?」が重なる。

 「雲隠」は「源氏物語」第41帖の巻名。巻名のみが伝わる。主人公・光源氏は第40帖「幻」と第42帖「匂宮」の“空白の8年”の間に天に召されている。「雲隠」を全54帖に含めない場合は、第34帖「若菜」を上下2帖に数える。

 SNS上には「ついに『雲隠』。書くのか、書かないのか」「本文あるの?」「道長の死を暗示するのか」「題名だけ説でいくのか、本文は書いたけど散逸した説でいくのか」「来週は、この作品における『雲隠』の解釈が分かると思うと楽しみ」などの声が続出。作劇・演出に注目が集まる。