静岡学園が8発大勝 後半から出場の大型FW佐々木雄基が2ゴール…2週間前に昇格、トップチームでの初戦「持ち味を出せた」
◆全国高校サッカー選手権静岡県大会▽決勝トーナメント1回戦 静岡学園8−0日大三島(27日)
決勝トーナメント(T)1回戦の残り4試合が行われた。連覇を目指す静岡学園は日大三島に8―0で大勝。浜松開誠館は決勝T初進出の浜松湖北を5―0で下した。飛龍は磐田東を1―0で撃破。準々決勝は11月2日と4日に行われる。
静学は後半から出場した身長180センチの大型FW佐々木雄基(2年)が2得点だ。後半14分に倒されて得たPKは先輩に譲ったものの、その後もゴール前で動き回り、巧みな切り返しでマークを外してクロスを上げるなど躍動。同25、35分とネットを揺らして「持ち味を出せた」とうなずいた。
今季はプリンスリーグで戦っており、選手権に向けて2週間前に昇格。この日がトップチームでの初戦だった。「1試合で1点は取りたい」と今後を見据え、川口修監督(51)も「トップとセカンドの融合ができた」と目を細めた。