【衆議院総選挙・開票速報】維新・馬場伸幸代表と吉村洋文共同代表「鰻登り右肩上がりの選挙だった」目指すは全国政党化へ
さてここからは日本維新の会・馬場代表と吉村共同代表にお話を伺ってまいります。
宮根誠司キャスター：
馬場さんお疲れ様でした。今のFNNの予測ですと維新は議席を減らすという予測が出てますけども、どう総括してますが今のところ。
日本維新の会・馬場伸幸代表：
はい、かなり今回の選挙はアゲンストの選挙ということは序盤から言われていました。今いるメンバー全員で一致団結して戦ってきた、後半かなりこの維新スピリッツ、皆さん方にご理解をいただいて、「やっぱり維新だね」という方々が増えてきたというそういう鰻登りのですね、右肩上がりの選挙であったのではないかなと思います。
宮根誠司キャスター：
泉さん、鰻登りの選挙と馬場さんおっしゃいましたどうでしょうか。
泉房穂氏：
選挙の総括まだ終わっていませんけどどう分析するかってその後に繋がると思うんですけど、馬場代表としては、やれた選挙なのかやっぱり敗因もあって方針転換とか見直しを迫られた選挙なのか、どう受け止めていらっしゃいますか。
日本維新の会・馬場伸幸代表：
今回の選挙でだけではなしにですね、我々野党ですから常に与党の過半数割れを目指すと。過去衆議院選挙4回やってきてますけれども、毎回その目標は掲げてきました。今回そのことが実現化するのではないかというような状況で我々も大阪中心にですね、一躍を担ってきたというふうには思っています。
ただまだまだ全国政党化できていませんが、これからこの選挙結果を見て、近畿以外で、やっぱり小選挙区で当選させていただく、議席をお預かりするというのが全国政党化への道のりになっていくと思いますので、これはしっかりやっていきたいと思いますし、来年の参議院選挙もそういう方向でですね、戦っていくということになると思います。
泉房穂氏：
ぜひお伺いしたいんですけど、逆に野党乱立によって、本当はもっと自民党は数減らした可能性もあったけれども逆に私から言うと、関西エリアは維新が中心にし、それ以外は立憲とすみ分けるという、例えば考え方もありうると思うんですが、今後参議院選も含めたときに、そういう選択肢はあり得ませんか。
日本維新の会・馬場伸幸代表：
すみ分けというそれをやると、日本維新の会は消えていくと思います。やっぱり単独で堂々と戦っている姿に、国民の皆さん方は維新でなければという思いを持ってくれてますんで、他党と事前に談合のようなことをすれば、維新というのは消えていくと思います。
橋下徹氏：
お疲れ様でした。吉村さんもいらっしゃる。
大阪以外で、もうほとんど、維新の浸透が図られなかったと思うんですけれども執行部がですね国会議員たちが大阪の改革をやると、それから改革で財源を生むということを一生懸命言っていましたが、馬場さん始め、国会議員たちは別に大阪の改革をやってないと本人たちがやってないのにそれ何を言ってるんだという声もすごい聞くんですけども、自分たちが改革をやってないのに、改革をやる、改革をやる、っていうので浸透させ、維新が浸透しますかね。
日本維新の会・馬場伸幸代表：
やっぱり数が問題ですから、数がなければ、それはできません。橋下さんがやられた大阪の改革はやっぱり府議会も過半数があって、決めればできるという環境下にありましたから、ですから我々はもがき苦しみながら、この国会での数を増やしていくと。数がなければ、政治というのは実現しませんから、そこは一定の一定のお時間がかかるということは、国民の皆様方にもご理解いただきたいと思います。
橋下徹氏：
大阪の改革をやるためには、領収書を出さないようなお金で飲食をしたりとか、異性の国会議員のように政策活動費を使って領収書を出せない、飲み食いに力を入れる。こんなことで大阪の改革なんかできるはずないんで、維新の国会議員の体質をぜひ改めてください。
日本維新の会・吉村洋文 共同代表：
はい、この政治と金の問題については我々厳しく当然やっていくのが当たり前だと思ってますので、しっかりやっていきます。
