1回2死一塁、先制2ランの山川を迎え盛り上がるソフトバンクナイン(撮影・安藤由華)

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 ◆SMBC日本シリーズ2024 第2戦 DeNA3―6ソフトバンク(27日、横浜)

 ソフトバンクが快勝で日本シリーズ14連勝を飾った。

 打線は初回、2死一塁から4番山川穂高が日本シリーズ1号となる2ランを放ち幸先よく先制に成功した。

 さらに2点リードの3回には今宮健太、山川穂高の連続左前打と栗原陵矢の四球で無死満塁とし、その後1死満塁から牧原大成が右前2点適時打をマーク。4点目を奪いDeNA先発の大貫晋一をKOした。さらに続いた1死二、三塁の好機では甲斐拓也が2番手の佐々木千隼から右犠飛をマーク。序盤でリードを5点に広げた。続く4回にも山川が左前適時打を放ち6点目を奪った。

 序盤から打線の援護を受けた先発のモイネロは、3回までは無安打投球と完璧な立ち上がり。4回に初安打を浴び、6点リードの5回には4長短打を集められ2点を奪われたが、6回⅔を投げ8安打3失点と先発としての役目を果たした。

 3点リードの8回はヘルナンデスが無安打投球。同じく3点差の最終回は、第1戦で3失点したオスナが連投でリードを守りきった。

 ソフトバンクは2018年広島との第3戦から、巨人と戦った2019、20年の2年連続「スイープ日本一」を挟み、今回も連勝スタートを飾りこれで日本シリーズ14連勝となった

。28日の移動日を挟み、29日の第3戦から第5戦までの3試合はみずほペイペイドームで行われる。