木村拓哉、訃報を耳にし「非常に落ちてしまいました」「虹の橋を渡った向こう側ではきっと…」《追悼・西田敏行さん》

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俳優の木村拓哉(51)が、27日放送のTOKYO FM「木村拓哉 FLOW」で、17日に亡くなった西田敏行さんを悼んだ。

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木村は「まず先日届いた、本当に悲しいニュースについてのメッセージから紹介します」とリスナーからのメールに触れ、西田さんとの思い出などを語った。

西田さんとはテレビ朝日系「アイムホーム」などのドラマで共演。「訃報を耳にした時には、非常に落ちてしまいました。76歳というお年だったらしいんですけど…」と率直な気持ちを吐露。子どもの頃には西田さん出演のドラマ「西遊記」を見ており、多くの出演作に触れる中で、「知らないうちに、好きな方になっていましたね」と話した。

木村が西田さんと初共演した1998年放送のTBS時代劇「織田信長 天下を取ったバカ」では義理の親子役を演じた事にも触れ、「自分が若かりし頃の信長をやらせてもらった時に、義理の父の斎藤道三を西田さんがやってくださって」と回想。「実際に現場でお会いして『よろしくお願いします』ってご挨拶した時に、『よろしくね』も『あなたすてきだね』も、『こちらこそよろしく』だったり『一緒に楽しもうね』だったり、全てが込められたような『ああ〜、こんちは、こんちは、こんちは』って言ってくれた。それでもう次の瞬間、ふっと、シーンの撮影をさせてもらったのを覚えている」と振り返った。

「常に笑ってくれていた。本当」とし、「訃報を聞いた時には本当に止まったな。今は、ああいうすてきな現場の過ごし方を、自分にはまねできないと思うんですけど、本当にすてきな先輩が、現場でこうやって俺に接してくれたな、というのを忘れずに、いろんな作品に向き合っていきたいなと思います。本当にたくさんの笑顔をありがとうございました。本当にすてきな作品をありがとうございました」と追悼。「虹の橋を渡った向こう側ではきっと、好きな音楽を聞きながら、大好きなお酒だったりとか、楽しんでいただきたいなと思いますね」と思いを寄せた。