中国上海ではハロウィーンに合わせ警戒態勢が敷かれていて、若者らのコスプレなどを禁止する取り締まりも行われました。

中国上海ではこの週末、ハロウィーンの混雑のピークを迎えるとみられ、市内の公園では、警察が若者らの立ち入りを禁止するなど警戒態勢が敷かれました。

また、アメリカ政府系メディアは地元警察などが市の中心部でのコスプレを禁止する通達を出したと伝えています。

習近平政権が欧米の文化などを排除する姿勢を強めていることが背景にあるとみられます。

上海では2022年、若者らが集まりゼロコロナ政策への抗議デモが拡大したことから、当局は、政府に批判的な活動につながることを警戒しているとみられます。