DeNAの2年目捕手・戸柱恭孝(C)KYODO NEWS IMAGES

写真拡大

◆ 「走れる選手を刺しておいたというのは大きい」

 DeNAは日本シリーズ初戦を黒星スタート。最終回に追い上げを見せたものの一歩及ばなかった。

 初戦の先発を任されたのはジャクソン。立ち上がりは調子が上がらず、制球に苦しんだジャクソンは2回に二死満塁のピンチを招き、有原航平に適時打を浴び先制を許す。その後は立ち直り、DeNA投手陣は8回まで0を刻む。ところが9回に5点差とされ、このままでは終われないDeNAはその裏の攻撃、梶原昂希・森敬斗の連続適時打で2点を返す。さらに2出塁で一打逆転サヨナラの場面を作るも、牧秀悟が中飛で試合終了。最終回に3得点の反撃も追い付くまでに至らなかった。

 

 26日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では戸柱恭孝の2度の盗塁阻止に注目が集まった。

 仁志敏久氏は「DeNAのベンチの読みもあるが、戸柱は2つ刺している。送球もちゃんと正確でしたし戸柱の力を十分に発揮できたシーンだと思う。走れる選手を刺しておいたというのは大きいですね」

 さらに、平松政次氏は「CSから打つ方も守る方もこれほど力があるのか。今年は山本が中心だったが(戸柱も)やれるぞというような力を見せた」と称賛。さらに「周東を刺すというのは、大きく外さないと良い送球ができないですし時間もないですからね。戸柱がCSから光っている」

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』