京都市「総本山仁和寺」での第37期竜王戦七番勝負第3局2日目に臨んだ藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)

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 将棋・第37期竜王戦七番勝負第3局(2日制)が26日、京都市「総本山仁和寺」で25日から指し継がれ、藤井聡太竜王=名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=が挑戦者・佐々木勇気八段を先手番で破り、シリーズを〇●〇の2勝1敗とした。

 2019年から竜王戦が行われている仁和寺対局だが、これで藤井は同所で4戦全勝。2日目は互角から再開され、午前は押され気味。時間配分にも苦労したが、昼食休憩後は佐々木の積極策を慎重にさばいて、徐々に差を広げ、V4へさらに一歩近づいた。

 第4局は11月15、16日に大阪府茨木市の「おにクル」で指される。