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 元サッカー日本代表MFの前園真聖(50)が26日に放送されたTOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(土曜前10・00)にゲスト出演。サッカー日本代表の“安定感”の秘けつを分析した。

 今放送は15日の26年W杯北中米大会アジア最終予選で1―1のドローに終わったオーストラリア戦の前に収録されたもの。ここまでの日本代表の奮闘に前園は「特に最終予選って初戦でつまづいたり今まであったんですけど、攻守にわたって非常にいいサッカーしてて。ひさびさ日本代表強いなというか、安定してるなっていうふうに見てます」と語った。

 その安定感の理由について「8年という期間はこれまで日本代表監督ではまずなかった」と2026年夏の北中米W杯まで契約がある森保一監督の長期政権を挙げた。「4年の積み重ねがここにきていて」と分析。

 さらに「システムもそうですし、サッカーのやり方もそうですし」と森保監督が着手した“変革”について触れ「目指しているところはW杯でベスト8以上というところなんで。この4年では、新しいことを最初にやり始めた時、選手の不満というか、ちょっと“これからどうするの?”っていう声が出てきたのは確かでしたね」と初期の森保政権を回想。

 しかし「それがいい形になってきている」と前園。2018年の森保監督就任当初の“変革”がここへきて花開いていると解説した。