アマキヒの母のアパパネ(12年6月撮影、ユーザー提供：ひげまつりさん)

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　名牝アパパネを母に持つアマキヒ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜東京5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを目指す。

　アマキヒは父ブラックタイド、母アパパネ、母の父キングカメハメハの血統。母は史上3頭目の3冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜花賞、オークス、秋華賞、11年のヴィクトリアマイルとGIを5勝した。また、半姉のアカイトリノムスメは21年の秋華賞馬。半兄のジナンボーとラインベックもオープンまで出世している。馬名の由来は「ハワイに生息する鳥名」となっている。

　ここまで1カ月以上をかけて、W中心に乗り込まれてきた。最終追いでは楽に6F81秒2-1F11秒5をマークしているので、良血らしいポテンシャルの持ち主といえる。鞍上は頼れるC.デムーロ騎手。ジナンボー、ラインベック、バードウォッチャーに続く、きょうだい4頭目の新馬勝ちを期待したい。