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 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は23日(日本時間24日)、1次リーグ第3戦の9試合が23日に行われ、フェイエノールトのFW上田綺世がベンフィカ戦でCL初得点となる先制弾を決めた。

 後半30分で交代し、チームは3―1で勝利した。セルティックはアタランタと0―0で引き分け。前田大然は後半30分までプレーし、旗手怜央が退いた同23分から古橋亨梧が途中出場した。

 ディナモ・ザグレブはザルツブルクに2―0で勝ち、荻原拓也は後半32分まで出場。リバプール遠藤航は1―0のライプチヒ戦で出場機会がなかった。

 森保ジャパンのエースストライカーが、最高峰の舞台で初得点を刻んだ。0―0の前半12分、左からのパスをゴール前中央で受け、右足ワンタッチで左隅へ流し込む。「思い切って振った。いい選択ができた」。欧州CL出場8試合目にして待望の一撃。日本人14人目の得点者となった。第2戦ジローナ戦でPK失敗もあっただけに「初ゴールが遠かったので、うれしいし、ホッとしている」と素直に喜んだ。

 ライバルFWヒメネスの負傷で出番を増やし、公式戦3戦連発と好調を維持。上田の先制弾で勢いづいたチームはCL連勝を飾った。「継続してゴールにこだわっていきたい。ケガなくプレーし続けて、結果を残すことを意識していく」と充実感をにじませた。