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 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、関大の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手(4年)はドラフト1位で4球団に指名された。セ・リーグ4球団。クジ引きの末に交渉権を獲得した中日・井上監督が喜びのコメントを残した。

 (テレビ囲み)

 ――金丸投手を引き当てた心境を?

 「仕事は終わりました。1/4だったので、僕はもう決めていたんですよ、どこを引くか。初志貫徹、それでダメなら縁がないと。開けた瞬間、文字が書いてあったから、取り戻しました、すみません」。

 ――何番目を引くつもりだった?

 「下から2番目を。軽い、夢っぽいのを見たんです、自分が。その時に、下から2番目という、お告げをもらったような気がしたので。それを貫きました」

 ――金丸投手の評価、期待する点。

 「間違いなく、いま日本で、アマチュアの中でNo.1左腕だと思っているので、どうしてもほしかったですし。うちのチーム事情、先発左腕は急務で、そこも合致する。どこの球団からも評価される。あたってくだけろ、と、外れても悔いなし、という気持ちでした」

 ――1年目から即戦力か?

 「そうですね、もちろん。ただ、大事な選手ですからケアをしながら、目配り気配りを忘れずに、将来的には日本を代表するエースになってほしい」

 ――金丸投手の1位指名はいつ決めた?

 「1週間? 10日くらい? 僕の中では決めていました。スカウト陣の意見も聞きながら、最終決定したのは昨日の夜ですが、自分の中では決めていました」

 ――ガッツポーズは。

 「自然に出ちゃって。箱の中も左手で行こうと思っていたが、右でいってしまったらしいじゃないですか。でも本当に、当たった瞬間、金丸くんに対して、勝手にですが、縁を感じていますし、ドラゴンズファンは喜んでくれていると思うし、大事に育てたいと思います」