『アガサ・オール・アロング』©2024 Marvel

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 ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ『アガサ・オール・アロング』の最新予告が公開された。

参考:『アガサ・オール・アロング』配信直前予告公開 謎の青年がアガサを“魔女の道”へ誘う

 本作は、ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』で初登場したアガサ・ハークネスが主人公となる物語。製作総指揮には『ワンダヴィジョン』のジャック・シェイファー、各話のエピソード監督には『ウェンズデー』のガンディア・モンテーロや『ジェン・ブイ』のレイチェル・ゴールドバーグらが参加。そして、『アナと雪の女王』の楽曲「レット・イット・ゴー」の作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが新曲を書き下ろしている。

 『ワンダヴィジョン』ではあと一歩のところでスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)に敗北し力を奪われ、記憶を失ってしまったアガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)。だが、本作ではいつの間にか意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へ挑む。その果てには“望みを叶えることができる”とされている危険な魔女の道を、アガサは仲間のティーン(ジョー・ロック)とともに進んでいく。道にはいくつもの“試練”が待ち受けており、幻覚や呪い、幽霊など、次々と襲い掛かる危険に力を合わせて乗り越えなくてはならない。しかし本作の主人公は予測不能で裏だらけのアガサ。自身の目的のために仲間を集めておきながら、自分だけ助かろうと抜け駆けをしたり、仲間内で対立が起こるように仕向けたりなど、その狡猾さが次から次へとあらわとなっている。

 またファンの間で話題となっているのが、アガサらが試練を受ける“家”に入ると一瞬にして全員のメイクとファッションが様変わりし、あらゆるジャンルの映画やドラマのオマージュへとつながること。残りの物語ではどんなオマージュが盛り込まれているのかにも、注目が集まっている。

ドラマ『アガサ・オール・アロング』最新予告 10月31日のハロウィーンの日に、ラスト2話(第8話&第9話)の一挙配信を控えている本作。公開された最新予告では、アガサが失った魔力を取り戻すような姿を見せたかと思えば、「アガサ・ハークネスがついに最期を迎える?」というセリフも登場する。

 さらに第5話では、仲間を裏切ったアガサへの怒りを抑えられないティーンの手から青い光が放たれ、これまで謎に包まれていたその正体が、ワンダ・マキシモフの息子、“ビリー・マキシモフ”であったことが判明。ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』で初登場した、かつてアベンジャーズのメンバーとして激戦を経たワンダと夫・ヴィジョンの間に生まれた双子の一人であるビリー。しかし、その存在自体が実はワンダの能力によって“創造”されたものであり、ワンダが創り上げた世界の中でのみ存在することができるキャラクターであった。第6話では、そんなビリーがなぜ“ティーン”として再びアガサの前に現れたのか、その過去と秘密が一気に明かされ目が離せない展開に。

 最新予告の中でも「力に興味はない、それ以上のものが欲しい」と話しているビリーの姿が映し出されるが、ビリーがこの道に訪れた目的は果たして何なのか。そして、アガサらは“魔女の道”を制覇することができるのか。(文=リアルサウンド編集部)