プロボクシングのスーパーバンタム級で世界主要４団体統一王者の井上尚弥（大橋）が、１２月２４日に東京・有明アリーナでサム・グッドマン（オーストラリア）の挑戦を受けることが２４日に発表された。

　井上尚は東京都内での記者会見で「このベルトを守っていく中では避けられない相手。前戦の自分を超えることをモチベーションにしてやっている」と位置付け、「今年を締めくくるインパクトのある試合にしたい」と意気込みを示した。

　スーパーバンタム級で世界ボクシング機構（ＷＢＯ）、国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）１位の挑戦者はオンラインで会見に参加。王者が「熱い試合をしてもらいたい」と呼び掛けると、自信をにじませ「東京で会いましょう」と応じた。

　戦績は井上尚が２８戦全勝（２５ＫＯ）、グッドマンは１９戦全勝（８ＫＯ）。

　同じ興行でＷＢＯバンタム級王者、武居由樹（大橋）の防衛戦も行われる予定で、相手は近く発表される。