Vision Proをつけっぱなしの生活を体験してきた
どこにでも住める、誰とでも住める。
幕張メッセで開催されていた最新技術の展示会「CEATEC(シーテック)2024」に、2050年の暮らしを体験してきましたよ。
これはIPA(情報処理推進機構)の出展ブース「Live Anywhere.」。Apple(アップル)のVision Proをつけて、近未来の生活を想像してみるという試みでした。
というわけで、久しぶりに装着したVision Pro。
スリッパを脱いで部屋に入ると、そこには人がいて、音楽が奏でられていました。
一人暮らしでも寂しさを感じなくて良い、ってことかな。
部屋に置かれたさまざまなアイテムの前に行くと、Vision Proにポップアップの説明が表示されます。
どうやら、今よりも衣類の試着が具体的になって、よりピッタリの服を選べるようになったり、プロのバリスタが作る美味しいコーヒーを自分でも再現できるようになったりするらしい。
何よりも魅力的に感じたのは、襖を開いた先に広がる大海原。襖の私の目にはこんな風に写っていました。
誰しも一度は憧れるであろう、海のそばの生活。少し先の未来なら、どんな場所に住んでいたとしても、憧れの生活が手に入っちゃうかも。
現実世界だと会場内のプールに足を浸すだけですが、私の主観では完全にリゾート地です。
ヘッドセットをつけて、すでに完成したVRの世界に入ることはありましたが、現実を拡張させる使い方は初めての体験だったので、とっても面白かったです。
映画をはじめとするコンテンツの中では、VRの世界ってディストピアな雰囲気が漂っていますが、こういう使い方は純粋に楽しいな。
15分という短い時間での体験だったので、隅々まで堪能できなかったのが残念でした。
縁側に寝転がって、クジラを眺めながらぼーっとしていたかったなぁ。
Source: CEATEC