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 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が24日までに自身のSNSを更新。自民党が、派閥裏金事件を受けて衆院選で非公認となった候補側に対して2000万円を提供したことが判明したことについて言及した。

 自民党の森山裕幹事長は23日、共産党機関紙「しんぶん赤旗」の報道を受け、非公認とした候補が代表を務める党支部に活動費2000万円を支給していたと明らかにし「候補者に支給したものではない」と、あくまで支部の活動費だと力説。

 だが、ある公認候補は「非公認候補の支部がわれわれと同額を受け取るのは理解を得られない。形だけ非公認にしたと言われても仕方がない」とコメント。複数の非公認候補の事務所関係者は取材に「答えられない」と言葉を濁している。

 泉氏は「自民党が裏金非公認支部に活動費として2000万円を渡していたとのニュース。もっと大々的に報道されてもいいはずだが、NHKの7時にニュースでは完全にスルーされていた。この国のマスコミって、どうなんだろう」とつづった。