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岡山市東区の期日前投票所で、きのう(22日)投票用紙が誤って二重交付され、二重投票となる事案が発生しました。また、岡山市南区や高梁市でも、きょう、投票用紙の二重交付がありました。

岡山市東区の上道地域センターの期日前投票所では、きのう午後、すでに知事選、衆院選、最高裁裁判官国民審査の投票を済ませている60代の男性が、衆院選と裁判官の国民審査の投票所入場券を持って訪れ、受付を手続きを済ませた上、それぞれの投票を行いました。その後、投票者数の確認を行った際に、管理している端末の投票者数より投票用紙発の交付数の方がそれぞれ1枚多いことがわかり、事務処理のミスが発覚したものです。

岡山市東区選管によりますと、受付を行った際、選管の端末にはすでに投票済みと表記されていましたが、対応した職員が、前回は、県知事選だけ投票したと思い込み、投票用紙を発行したということです。

また、岡山市南区の興除地域センターの期日前投票所では、きょう(23日)、東区と同様のミスで投票用紙が二重交付され、二重投票が行われました。

この他にも、岡山県高梁市では、きょう午前、高梁市備中地域局にある高梁第5期日前投票所で投票状況を確認したところ、投票した人数に対し投票用紙の枚数が1枚少ないことが判明しました。高梁市選管によりますと、有権者1名に対し用紙を配布する際、誤って二枚重ねて渡した可能性が高いということです。

なお、二重投票となった票は他の票と区別できないため有効票として扱われます。

各選管では、今後は、複数人での確認の徹底を行うなど、ミスが生じないように細心の注意を払い、再発防止に努めるとしています。