磯村勇斗 「直接、劇団に電話をして」自身の演技のキャリアを振り返り「それが土台になってる」
俳優の磯村勇斗(32)が22日放送のTOKYO FM「THE TRAD」(月〜木曜後3・00)に出演。自身のキャリアについて語った。
パーソナリティーの稲垣吾郎とは23年公開の映画「正欲」で共演経験のある磯村。公開キャンペーン以来の再会だといい、共通の趣味であるカメラトークなどに花を咲かせ、落ち着いたところで「磯村くんの演技のキャリアって、舞台からだったの?」と驚かれる場面があった。
「静岡県の沼津出身なんですけど、当時17歳の時に、お芝居をやりたくて。でも東京に行くことができなくて、どうしようかなと思ったときに、インターネットで地元の劇団って調べたら結構あって。直接、劇団に電話をしてお芝居を教えてくれっていう」と運劇の道に進むきっかけを回顧。「そこから1年間くらいその劇団でお芝居をして。いろいろなメソッドを…そこが始まりなんです」と語り自身の芝居の土台を築いた1年を振り返った。
この話を聞いていた稲垣は感心すると共に「僕は何も分からないのに、15歳くらいの時からドラマとか出始めたので、演技の勉強をしてきてない。違うの?勉強するって。なにを勉強するの?海外の俳優さんとかのプロフィール見ると凄い多いですよね。演劇学校卒業とか」と興味津々の様子。「海外だとそれを通ってないと出演しづらいみたいな流れがあるみたいですけど…日本はフリーに、いろいろ好きなようにやっていけるので」と謙遜しつつ、自身の劇団での経験を「それが土台になってると思うと、良い演出家さんに出会ったな」と感慨深そうに語った。