「調味料選手権」今年のナンバー1は? 受賞で売り上げ5〜10倍? その土地の魅力を調味料で【Nスタ解説】
全国、選りすぐりの調味料の中から、今年のナンバーワンが決定しました。おいしいだけでなく、物価高や子どもの偏食対策、さらには地域の活性化にも一役買っているようです。
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「そのまま出して食べられるのですごく便利」2024年の調味料ナンバー1は?
都内の食品雑貨店「AKOMEYA TOKYO」では、さまざまな調味料がずらりと並び、その数、なんと500種類以上だといいます。
「多くて迷いますね」
「便利ですね。瓶に入っていてそのまま出して、そのまま食べられるのですごく便利」
そんな調味料のナンバーワンを決めるイベント「調味料選手権」が20日に行われました。2024年は全国から183の品がエントリー。
この「調味料選手権」、実はすごいイベントなんです。
AKOMEYA TOKYO in la kagū 河口紗楽さん
「(2023年度)1位に選ばれてから、お客様にご購入いただく機会が増えました」
2023年に1位になった「マッシュルームイチバン」は、お店で週に50個以上売れる人気商品に。
イベント主催者によると、過去に受賞した調味料の中には、売り上げが5倍から10倍になったものもあるそうです。
そんな栄えあるイベントで2024年に選ばれた調味料は…
第3位、大阪・大源味噌の「カレーみそ」。カレー味の味噌があれば、子どもが野菜と一緒に食べてくれるという思いが込められた商品で、おにぎりにすればお弁当に、ごはんにかければ本格的なドライカレーがお手軽に楽しめます。
第2位、マルリフーズの「ピリ辛松川浦かけるあおさ」。福島県相馬市の名産・あおさにオリーブオイル、ハラペーニョなどを使用。パスタにあえるだけでペペロンチーノなど、アレンジしやすく、時短に繋がるところも人気です。
第1位に輝いたのは、北海道・ロコファームビレッジの「空知舎・いくら醤油」。地元で獲れたいくらをペースト状にしていて、「かけるいくら」とも呼ばれるそのお味は…
山内あゆキャスター
「おいしい!いくら丼だ!ぷちぷちこそ無いけど、本当にいくらの醤油づけです。これ美味しい」
ごはんはもちろん、卵焼きや、パスタ、さらにナゲットのソースにも。
いくらの濃厚さ、コクや香りを最大に引き出したといいます。そんな商品の開発にはこんな思いも…
ロコファームビレッジ 郄橋和昌 取締役
「物価高で、いくらもどんどんどんどん値段があがっている状況で、(いくらが)もっと身近にお手軽に食卓に並ぶようにという部分で、この商品を開発したというのが一番ですね」
調味料を通じて、その土地ならではの魅力を知ってもらえれば…という思いも込められた「調味料選手権」。
受賞した商品は今後、東京や大阪などで販売会が行われるということです。
ホラン&井上キャスターの推し「調味料」は?
井上貴博キャスター:
皆さんもお気に入りの調味料があるかと思います。
【全国183品 調味料の頂点は…】
総合1位:北海道 ロコファームビレッジ
「空知舎いくら醤油」1598円 かけるだけでいくら丼
総合2位:福島 マルリフーズ
「ピリ辛 松川浦かけるあおさ」800円 相馬市 名産あおさ使用
総合3位:大阪 大源味噌
「カレーみそ」594円 パン・野菜・肉にも◎
ホラン千秋キャスター:
私が日頃食べている大好きなご飯のおともは…キッコーマンこころダイニング「サクサクしょうゆアーモンド」(930円)です。
お醤油のキッコーマンが発酵商品を取り扱っていて、本当に美味しいんです。サクサクのアーモンドと、結晶化させたお醤油が入ってて、ザクザク・ジャリジャリしていて食感も良いです。豆腐にかけてもご飯にかけても、卵かけご飯にかけても美味しいです。
もう一つのおすすめは特選黒毛和牛牝専門 焼肉Uの「ぶっかけコンビーフ」(999円)。静岡・下田市にある焼肉店が、新たな特産品として作ったものです。焼肉店を丼にしたらコレ!というような、焼肉店を詰め込んだような商品で、本当に美味しいです。
井上キャスター:
私のおすすめは、ランキングで2位にもなった福島県・マルリフーズの「ピリ辛 松川浦 かけるあおさ」です。被災地取材で地元の方に教えていただいて、そこから大好きです。
私はニンニクとショウガに目がないので、「有機ガーリックペースト」や「姜葱醤」を常備していて、納豆や豆腐とも食べますし、パスタにあえたり、餃子と一緒に食べたり、唐揚げ、サラダチキン…何でも合います。