横浜DeNA・三浦監督(資料写真)

 横浜DeNAは21日、東京ドームで巨人とクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの最終第6戦に臨む。3勝3敗(アドバンテージ1勝を含む)で迎えた大一番、三浦監督は試合前に報道陣の取材に応じ、「結果を考えずに、思い切って選手を気持ち良くグラウンドに立たせたい。持っているものを全て出し切る」と意気込んだ。

 ファーストステージの勢いそのままに3連勝で一気に王手としたが、その後2連敗で逆王手をかけられた。打線は5試合全てで2得点以下と苦しむ。三浦監督は「もうそんなこと言ってられない。みんな持っているものを全て出して必死に戦うだけ。もう気持ちを前面に出して。これは投打ともに」と奮起を促した。

 初戦で6回無失点と好投したケイが中4日で先発マウンドへ。左腕は前日20日の第5戦前の取材で「日本でやってきたルーティン通りでやる。詰め込んでやるという感じで」と話していた。