STVニュース北海道

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JR札幌駅南口に整備予定の再開発ビルについて、規模の縮小が検討される一方、最低でも200メートル以上の高さを確保する方針であることが関係者への取材で分かりました。

JRや札幌市などでつくる再開発組合は、JR札幌駅の南口に整備する再開発ビルについて、当初は2028年度中に地上43階高さおよそ245メートルのビルを整備する計画でしたが、建設資材の高騰の影響などで完成時期を2030年度末に2年ほど遅らせたほか、「規模の縮小」も検討していました。

その規模縮小の程度に関して、組合の関係者は取材に対し「ビルの高さは東京以北最大を目指す」としていて、最低でも高さ200メートルを確保した上で、引き続き2030年度末の完成を目指すと明らかにしました。

再開発ビルの整備を巡っては、工事費の大幅な上昇が見込まれていて、再開発組合は効率的に建設することで費用の圧縮を目指すとしています。