前日会見に登壇したアル・マリク。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 現地時間10月10日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第3節で、森保一監督が率いる日本は、サウジアラビアと敵地ジッダで相まみえる。

 FIFAランキング16位でアジア最上位の森保ジャパンは、先月から始まった同予選の初戦で中国を7−0で粉砕すると、続くバーレーン戦でも5−0で圧勝した。

 一方のサウジアラビアは、インドネシアと1−1でまさかのドロー発進。中国戦もなんとか2−1で逆転勝利と、苦戦が続いている。チーム状態は決して良いとは言えないが、過去、日本相手にジッダで3戦3勝しており、選手は日本撃破に自信を持っている様子だ。
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 中東メディア『KOOORA』によれば、MFアブドゥレラー・アル・マリクが前日会見に出席。「僕らは日本との対戦を恐れていない。今から試合をするのが楽しみだ」と力強く語った。

「ファンのみんなには、難しい戦いに臨む僕たちを会場でサポートしてほしい。上手くいけば勝利を掴めるだろう。それにサウジのファンは代表チームへの愛情が厚いことで知られている。彼らを喜ばせられるよう全力を尽くすよ。

 ジッダでの日本戦の良い歴史は、素晴らしいファンの前で勝利するための大きなモチベーションになるだろう。プレスやメディアから強い後押しを受けている。その熱意と情熱は選手全員に届いているよ。僕らの望みは勝点3の獲得だ」

 日本としては、ジッダでの負の歴史に終止符を打ちたいところだ。なお、同地では昨年11月の2次予選でシリアとも戦っており、その際は5−0で良い思い出を作っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部