【ラ・リーガ】レアル・ソシエダ1−1アトレティコ・マドリー(日本時間10月7日/レアレ・アレーナ)                                    

【映像】50m完全独走の“1人カウンター”発動

 後半終盤に同点に持ち込んだ後のアディショナルタイム、久保建英に決定機が訪れた。
 注目の“1人カウンター”は1-1で迎えた後半アディショナルタイムの90+1分。アトレティコ・マドリーの攻撃をストップさせたレアル・ソシエダは、自陣低い位置から右サイドでフリーとなっていた久保にボールを預けた。

 久保は自らドリブルで持ち上がり、約50メートルを完全独走。ペナルティエリア手間でラングレをかわし、すかさず左足を振り抜いた。強烈なシュートはゴールに一直線で向かうも僅かにクロスバーの上に外れ、惜しくも決勝点とはならなかったがスタジアムが大いに沸いた瞬間だった。

 SNSでは「日本人のキレじゃないわ」「右サイドボコボコにしてる」「キレ半端ない」「今決めていたら最強だった」「いや久保惜しい!」と興奮冷めやらぬ様子が見られた。

 惜しくも決勝弾を流した久保だったが、そのパフォーマンスに対して現地メディアは高評価。『El Desmarque』は「彼は常に危険だ」と評し、『noticias de Gipuzkoa』は「成功はしなかったが、常に危険なシーンを作り出そうとした選手の一人だった」などと評価している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)