Image: Boston Dynamics/YouTube

何か聞こえたワン!

Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)が生み出した犬型ロボの「Spot(スポット)」は、74,500ドル(約1,107万円)というお値段でも1,500体以上が世界で活躍しているのだそうです。

現場作業はお任せ

用途はサイバー・ペットとしてではなく、多くは工業用。石油プラットフォームでガス漏れや異音がないかパトロールしたり、東京の建設現場を歩き回ったり、ロケットの爆発実験でガス漏れを嗅ぎ回るなどの用途となっています。

地味な新機能が可愛い

そんな「Spot」に、細かい芸ができる新機能が付きました。

シンバルの音が聞こえたら、身体を傾けています。愛嬌があって可愛いですね。

この仕草は?

機械の故障を異音から検知する、音響振動センサー起動時の姿勢がコレなんですって。

「Spot」はベアリングやモーター、ポンプなど、人の耳には聞こえない、回転メカの微妙な異音を超音波で検査し、故障の初期症状を診断。その時に耳を澄ますようにちょっと傾くのです。

普通のワンコが首を傾げる可愛さには及びませんが、ジェスチャーとして分かりやすいですよね。

Source: YouTube, Boston Dynamics via IEEE SPECTRUM