「LUMIX DC-S9」ダークシルバー

パナソニックは、LUMIXのS/Gシリーズにおいて、静止画や動画撮影性能を向上させる新ファームウェアを9日に公開した。小型筐体のミラーレス一眼「LUMIX DC-S9」では、動画撮影の連続記録時間の制限を解除するモードを追加する。ただし、本体が高温になった場合は自動で撮影を停止する。

S9のアップデート内容

DC-S9はバージョン1.1にアップデート。動画撮影時の連続記録時間の制限を解除したモードを追加する。ただし、撮影環境や撮影設定によって連続記録時間は変化し、本体が高温になった場合は自動で撮影を停止する。

AFも進化。自動認識対象に飛行機、列車を追加。さらに、車、バイクに部位選択の認識を追加する。

また、フレーム同時表示機能を追加。3つまで、任意のフレームを同時表示するもので、フレームを自由に動かす事も可能。アプリのLUMIX Labを用いて、1:1、2:3、3:2、3:4、4:3、4:5、5:4、6:7、7:6、9:16、16:9に対応する。フレーム表示のアスペクト比を維持したまま、拡大・縮小も可能。

さらに、メニュー表示中のコントロールダイヤル操作時の動作を変更。既存商品として操作方法に評価が高いS5IIシリーズなどとの整合も取った操作となり、より直感的な操作が可能になるとのこと。

後述するスマホアプリ「LUMIX Lab」の機能強化にも対応。リモート撮影機能が追加され、シャッターリモコン機能を追加。カメラで選択した画像を、LUMIX Labへ転送できるようになる。

DC-S5M2/S5M2X/G9M2のアップデート内容

ファームウェアバージョンはDC-S5M2がVer.3.1、DC-S5M2XがVer.2.1、DC-G9M2がVer.2.2となる。

DC-S5M2/S5M2Xでは、フォトスタイルに「LEICAモノクローム」を追加。

DC-S5M2/S5M2X/G9M2は、スマホアプリの「LUMIX Lab」に新たに対応。オリジナルLUTを作成可能となり、LUTを作成し、スマホに保存できる。LUTをスマホからカメラに転送し、写真/動画撮影が可能。クリエイターLUTのダウンロードにも対応する。

LUMIX Labとの通信時に、接続速度と安定性を向上。画像の自動転送も可能になる。

また、別売のXLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」に対応。ただし、32bitフロート録音はできない。

さらに、Wi-Fi周波数に5GHz帯を追加する。

AFも進化。自動認識対象に飛行機、列車を追加。さらに、車、バイクに部位選択の認識を追加。

動画撮影時の連続記録時間の制限を解除したモードを追加する。ただし、撮影環境や撮影設定によって連続記録時間は変化し、本体が高温になった場合は自動で撮影を停止する。

スマホアプリ「LUMIX Lab」の機能強化にも対応。リモート撮影機能が追加され、シャッターリモコン機能を追加。カメラで選択した画像を、LUMIX Labへ転送できるようになる。

LUMIX Lab Ver1.2

LUMIX LabはVer1.2にアップデート。

新たに、カメラ本体連携の3つの機能に対応。カメラで選択した画像を、LUMIX Labに送信できるようになる。

さらに、Bluetooth接続だけでシャッター操作が可能になり、アプリをシャッターリモコンとして使える。リモート撮影も可能になり、Wi-Fi接続でスマホ画面にライブビュー表示しながら、リモート撮影ができる。