オーストラリア・サッカー協会は6日、イプスウィッチ(イングランド)のMFマッシモ・ルオンゴ(32)とザンクトパウリ(ドイツ)のMFコナー・メトカーフ(24)が日本などと戦う今月のW杯アジア最終予選代表メンバーを外れると発表した。

 ルオンゴは優勝した15年アジア杯でMVPに輝き、23年12月に代表引退を表明も、ポポビッチ新監督の就任を受けて代表に復帰していた。しかし、今季プレミアリーグ4試合に出場していたMFは5日のウェストハム戦を足首の負傷で欠場。ドイツ1部で4試合に出場していたメトカーフも脚を痛めて5日のマインツ戦を欠場し、10日に中国、15日に日本と対戦するW杯予選への招集が見送られることになった。

 オーストラリアはバーレーン、インドネシアと対戦した9月の2試合で予想外の勝ち点1に終わり、6チーム中5位と出遅れ。アーノルド監督が辞任に追い込まれ、ポポビッチ監督が後任となった。