サルが観光客のカツラを強奪

写真拡大

中国・貴州省貴陽市の黔霊山公園に生息する野生のサルが、観光客のカツラを外す様子がカメラに収められた。中国メディアの新浪新聞が2日に伝えた。

撮影された動画には、スーツ姿の男性の頭にサルが登り、周囲から笑い声が起きる様子が映っている。男性は必死に頭を押さえて抵抗していたものの、最後にはサルにカツラを引きはがされてしまった。

撮影者は「サルが突然、(男性の)頭に登った。(カツラを外された後)男性は山に登るのをやめた」と語った。

公園を管理する職員は「サルと目を合わせたり、からかったり、エサを投げたりしてはいけない。サルは普通、自分から人を攻撃することはない。職員を配置し、警告板も設置して、安全に注意するよう呼び掛けている」と説明した。

中国のネットユーザーからは「…すごいな」「大惨事!(泣笑)」「さすが。一発でカツラを見破るとは」「いたずらっ子なサル」「周りの人は撮影してやるなよ(笑)」「黔霊山公園は野生のサルがめちゃめちゃ多いからな」「体のけがは軽いが、心のけがは重い」「彼に同情するよ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)