横浜が蔚山に4−0勝利。久々の完封勝利に、ハッチンソン監督も「選手たちが最高の結果を残してくれた」。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 初戦は韓国の光州に3−7。敵地でまさかの大敗を喫し、アジア・チャンピオンズエリートのリーグステージで横浜は黒星発進となった。

 迎えた第2節はホームで韓国の蔚山と対戦。開始4分に渡辺皓太のゴールで先制すると、44分にカウンターから西村拓真が追加点を挙げる。後半は守勢に回る時間が長くなったが、83分にアンデルソン・ロペスのドリブルシュートが決まり、90+2分に水沼宏太がダメを押す。4−0の完勝を収めた。

 試合後のフラッシュインタビューで、ジョン・ハッチンソン監督は「選手たちが最高の結果を残してくれた」と称賛。「選手たちはあきらめることなく、すべての力をピッチ上で出してくれた。そのなかでゼロに抑えたことと、しっかり4ゴールを決めたところも良かった」と振り返る。
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 自慢の攻撃力で4ゴール。一方で、9月の公式戦7試合で無失点のゲームは1つもなく、計23失点と守備に課題を残していたが、蔚山戦は久々のクリーンシートを達成した。

 指揮官は「ピッチに出たメンバー全員がしっかりハードワークし、守備もそうですけど、攻撃でもリスクを押さえて、一人ひとりが危機能力を出してくれた」と、シャットアウトできた要因を語る。

 攻守の両面で確かな手応えを得られた完勝だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部