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画面のヨレで大騒ぎしていたのは今は昔。折りたたみスマートフォンはスマホ業界に定着し、参入メーカーも増えてきました。今は、より薄いとかいっそ三つ折りとか、さらに新しい方向を模索しつつあります。

とはいえ、折りたたみが気になっている人が思うのは「で、低価格化はいつなの?」かもしれません。それ、モトローラが頑張っています。

モトローラが、最新機種razr 50のバジェット版「motorola razr 50s」、今月27日に発売します。

ソフトバンクしばりの安価版

モトローラから登場したのは最新機種razr 50のバジェット版、razr 50s。razr 50よりもスペックを落とし、ソフトバンクONLY版で販売されるのがバジェットモデルのrazr 50sの特徴です。

スペックが落ちるといっても、折りたたみスマホの肝である、フレームとメインディスプレイサイズはそのまま。もちろん、サブとなるカバーディスプレイもそのまま。なんと、搭載されているチップもMediaTek Dimensity 7300Xでそのまま。カメラもデュアルリアカメラがメイン50MPと超広角13MPでそのまま。バッテリーですらそのままです。

では何が違うのか。最大の違いは容量とメモリです。razr 50が容量512GB・メモリ12GBなのに対し、razr 50sは容量156GB・メモリ8GB。

razr 50は13万5800円。一方、razr 50sは11万5200円。ちょっとしたスペックダウンで2万円の差です。

低価格化に期待

海外では、著名リーカーのOnLeaksがいちはやく報じるなど、折りたたみ安価モデルの注目度は高いといえます。米Gizmodo編集部も「アメリカでは出ないっぽいけど、そのうちリリースされるのに期待」とちょっと羨ましそうな雰囲気。また、米Gizmodoの記事コメントにも「中価格帯の折りたたみはいいニュース」と好意的な意見がでています。

モトローラは、そもそもrazr 50を700ドルで発売したことで、折りたたみスマホ業界の低価格化にいち早く着手。エリアが限定的とはいえ、今回のようにさらなるバジェットモデルを展開することで、新たな層でのシェア拡大を狙っているのかもしれません。

日本市場は力がはいってる?

海外では6月にリリースされたmotorola razr 50。日本ではちょっと遅れて9月に発売。Snow Manの目黒蓮さんがCMキャラクターに起用されたことも話題となっています。

razr 50sのリリースに、目黒蓮さんの起用。モトローラ、日本市場に力いれていますね。

Source: Softbank