52号を放つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ロッキーズ戦

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放った。19日(同20日)には3打席連続本塁打を放ち、大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を超えて「51-51」を達成したばかり。勢いは止まらない。

 大谷は1-2の5回、2死二塁で迎えた第3打席、ロッキーズ左腕フリーランドから中越えに逆転2ランを放った。フルカウントから高めの速球をとらえると、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)という大飛球が中堅左のスタンドへ。場内は熱狂に包まれ「MVPコール」が鳴りやまなかった。

 史上初の記録を達成してドジャースタジアムへ戻ってきた大谷を、ファンは心から祝福した。ドジャースが本拠地で試合を行うのは11日(同12日)のカブス戦以来、9日ぶりだ。

 第1打席に向かう前からスタンドは騒然となり、あちこちから「MVP」コールが起きた。総立ちでのスタンディングオベーションにプレーも中断。大谷は手を挙げて約15秒間、声援に感謝の思いを伝えた。この打席は三振に倒れ前夜からの4打席連発はならなかったものの、好調を持続している。

(THE ANSWER編集部)