パリオリンピック１００メートルバタフライ８位入賞 競泳・水沼尚輝選手（真岡市出身）に県スポーツ功労賞
パリオリンピックの競泳男子・１００メートルバタフライで８位に入賞した真岡市出身の水沼尚輝選手に、１７日、栃木県スポーツ功労賞が贈られました。
東京大会に続いて２回目のオリンピック出場となった水沼選手は、競泳選手団のキャプテンを務め、１００メートルバタフライと４００メートルメドレーリレーに出場しました。１００メートルバタフライでは東京大会で成しえなかった決勝に進出すると、力強い泳ぎで５１秒１１をマークし、８位入賞となりました。
県は入賞を称えてスポーツ功労賞を贈ることを決め、１７日の授与式では、福田知事から表彰状と記念のトロフィーが水沼選手に手渡されました。また、ＪＡ全農とちぎから県産の農畜産物が贈られました。
県スポーツ功労賞を含む知事特別表彰は、これまで３９人と４つの団体が受賞していて、水沼選手は今回で３回目の受賞となりました。
大会の１カ月ほど前からフランスに滞在したという水沼選手は、「食べ物や気候に上手に対応して本番に挑めた」と振り返りました。福田知事に４年後のロサンゼルスオリンピックについて問われると、４年後に３１歳になる水沼選手は「今までと違うアプローチをしなければいけない年齢にもなってくるので、それを楽しみながら向かっていきたい」と意気込みました。
福田知事は「次のオリンピックや世界選手権での活躍を期待しています」と激励しました。
水沼選手は来年シンガポールで行われる世界選手権を見据えて今月からトレーニングを始めているということです。
