アビスパ福岡は26日、アビスパ福岡U-18所属のFWサニブラウン・アブデルハナンが2025シーズンからトップチームに昇格することが決まったと発表した。

　同選手の兄は、日本が世界に誇る快足スプリンターのサニブラウン・アブデルハキーム。100mと200mで日本歴代2位の記録を持ち、今夏のパリオリンピックにも出場している。

　弟ハナンのトップ昇格は大きな話題となり、クラブは同日に公式X(旧ツイッター/@AvispaF)で「現在 #アビスパ福岡 公式HPへのアクセスが集中しております」と、一時的に閲覧ができない状況となったことを報告した。

　クラブのリリースに対し、ファンからは「弟スゲー!」「これは楽しみな逸材」「頼もしい!」「早くも来季が楽しみ!」「めっちゃ足速そうだ!」と期待する声が多く上がっている。

　本人は「自分のストロングポイントはジャンプ力やフィジカルを活かした競り合いとスピードです」と自己紹介し、「これからは甘えの効かない厳しい世界に挑戦していく事になります。まだまだ足りないところも多いので、日々のトレーニングを大切に、努力を重ねてレベルアップし、ウェリントン選手のようにチームのために体を張れる選手になってチームの勝利に貢献出来る選手に成長していきたいと思います」とプロへの決意を語った。