池田樹雷人が負傷交代(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

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町田から加入の福岡DF池田樹雷人が負傷交代

 アビスパ福岡は8月24日、J1リーグ第28節でガンバ大阪と対戦。

 FC町田ゼルビアからレンタル移籍で新加入したDF池田樹雷人がJ1デビューを飾ったが、わずか13分で負傷交代となった。

 プロ10年目でJ1デビュー戦を飾った苦労人にとって悔しい交代となった。前半11分、左サイドバック(SB)で先発した池田が相手MF山下諒也の対応をしているなかで倒れる。仲間がすぐさま駆け付けて「×」マーク。同13分にDF井上聖也と無念の交代になった。

 池田は過去にトライアウトも経験した186センチの27歳大型センターバック(CB)で、これまでJ3からJ1まで多くのクラブでプレー。2015年、当時J2のセレッソ大阪に加入。翌年からはU-23チームでプレーした。その後はバンコク・グラスFC(現BGパトゥム・ユナイテッドFC)へのレンタルを挟み、18年より愛媛FC、AC長野パルセイロを経て徐々に出場機会を増やしたが、21年12月に契約満了により復帰した愛媛を退団。その後Jリーグ合同トライアウトを経て、22年からはブラウブリッツ秋田で主力として活躍した。

 秋田でその年のJ2リーグ34試合に出場し2ゴールをマーク。その成績が認められ、23年に町田(当時J2)へと渡った。町田の1年目はJ2リーグ23試合1得点。J1昇格へ貢献したが、迎えた今シーズンはカップ戦の出場のみにとどまっていた。待望のJ1デビュー戦で長期離脱が懸念される負傷。状況が心配される。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)