DeNA・オースティン (C)Kyodo News

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○ DeNA 2x − 1 巨人 ●

<18回戦・横浜>

 サヨナラ勝ちのDeNAは連敗を「2」でストップ。延長11回裏にタイラー・オースティン内野手(32)が、今季2本目のサヨナラ本塁打を放った。

 先発のケイは初回から2イニング連続で先頭打者の出塁を許すも、要所を締め無失点スタート。4回は四球と2死球で一死満塁のピンチを招いたが後続をピシャリと封じゼロを刻んだ。6回も先頭打者の出塁を許したが、4番・岡本和、続く坂本をいずれも中飛に仕留めるなど無失点。6回99球、3安打無失点、3奪三振4四死球の内容で降板した。

 打線は巨人先発・菅野の前に5回まで無得点も、6回に先頭の1番・梶原が2号ソロを右翼ポール際へ運び先制。梶原はこれで2試合連続猛打賞をマークした。

 投手陣は1点リードの7回から継投に入り、2番手のウェンデルケンは二死から得点圏に走者を背負うも無失点。しかし8回、3番手の伊勢が先頭打者に四球を与えると、一死一塁で登板した4番手の山粼が、二死から5番・坂本に左翼線への二塁打を許した。深めに守っていた左翼・佐野はフェンス手前で打球を処理したものの、中継に入った遊撃・林への送球が乱れてしまい一走・吉川が生還。記録は適時二塁打となり同点に追いつかれた。

 それでも、9回以降は抑えの森原が1イニング、10回からは6番手のウィックが2イニングを無失点。すると1−1のまま迎えた11回裏、オースティンがサヨナラの20号ソロを左翼席へ運び、イニングまたぎで力投したウィックは3勝目(1敗1セーブ)を手にした。