名手ヤープ・スタムが“後輩”デ・リフトのマンU加入に太鼓判「適応間違いなし」「心配ない」

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名手ヤープ・スタムが、“後輩”マタイス・デ・リフトに期待を寄せた。オランダ『Voetbal International』が伝えている。

オランダが誇る世界的センターバック、ヤープ・スタム氏。20世紀後半から21世紀初頭にかけてのサッカー界を彩った名手として知られ、PSV、マンチェスター・ユナイテッド、ラツィオ、ミラン、アヤックス等で活躍した。

ユナイテッドには1998〜2001年に3年間所属し、プレミアリーグを3連覇。加入初年度はチャンピオンズリーグ(CL)も制している。当時のサー・アレックス・ファーガソン監督との対立でクラブを去ったが、まごうことなき英雄だ。

古巣ユナイテッドにはこの度、オランダ代表の後輩にあたるセンターバック、デ・リフトがバイエルンから加入。名手スタムは「ユナイテッドに適応間違いなし」とエールを送る。

「私の目には、(デ・リフトに)まだまだ隠れた才能が眠っているようにも見える。すでに成熟したセンターバックだがね。ボールへのアプローチが冷静で、競り合いにおいてはアグレッシブ。ピッチをよく観察できている」

「チームが何かを成し得るに必要な意欲と資質をデ・リフトは持つ。最重要と位置付けてよい要素だろう」

「プレーヤー自身が意欲を失わない限り、どのようなチームにもフィット、適応できるというのが、私の持論だ。ユナイテッドがこれを心配する必要はないと思うね。デ・リフトは監督のほうから『是非とも一緒に働きたい』と思わせる選手。ユナイテッドに問題なく適応する」

なお、MLSでの指揮を最後に3年ほど指導者業から離れていたスタム氏だが、今季よりオランダ6部の地域リーグクラブ、DOSカンペンの監督として現場に復帰している。