日本代表に「レスター移籍の噂」 開幕後も残る退団説…現地が懸念する“悪夢のシナリオ”
噂飛び交う旗手怜央の去就動向、今夏プレミア移籍の可能性も?
スコットランド1部セルティックは、スコティッシュ・プレミアシップで開幕2連勝を飾り、リーグ戦4連覇へ向けて好スタートを切った。
シーズンが開幕したもののまだ移籍市場は開いている。スコットランドメディア「Glasgow World」は、「セルティックにとって悪夢となる6つのシナリオ」と特集を組み、そのうちの1つに所属する日本代表MFの去就を含めた。
かつて横浜F・マリノスで指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー前監督は、セルティックの監督に就任すると日本人選手を多く連れてきた。現在もクラブには日本代表FW前田大然、日本代表MF旗手怜央、FW古橋亨梧、MF岩田智輝、DF小林友希と5人の日本人選手が在籍している。
2021年12月にJ1川崎フロンターレからセルティックへ加入し、今季で4シーズン目を迎えた26歳の旗手は、中心選手として開幕2試合に先発出場しており、開幕戦のキルマーノック戦ではゴールも決めた。「Glasgow World」は、そんな旗手の退団を悪夢のシナリオの1つとし、「これは問答無用の悪夢だろう。ファンは移籍金が十分であれば、MFマット・オライリーの退団を容認するだろうし、日を追うごとにそれは避けられないもののようになってきている。彼と旗手を揃って失うことになれば、中盤のクオリティーは大きく損なわれる」と、チームにとって大きな痛手になると伝えた。
さらに、イングランドからの関心があることが報じられていることもあり「レスター移籍の噂が飛び交っているが、セルティックは今夏に中盤の主力2人を売却することはできない」と、セルティックが引き留めるだろうと予想した。
イングランドでは、プレミアリーグのレスターが旗手の獲得に向けて大金を投じる準備もしているという報道もあるが、残りの移籍市場でセルティックの中盤は構成が大きく変わることとなるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)